ドリアンくんな優馬くん♪

私の化粧はお顔をパシャッと洗ってちょいちょいと塗れば終わる・・・

しかし年頃のお嬢の化粧は長い。そしてさながら工作である。

化粧なのにテープやのりやはさみが登場する。

へたしたらライターも登場する。

息子さましかいない方々wwwwこんなもんですwwwwお気をつけて。

 

故におしゃべりしながらの待ち時間となる。

「舞台観劇中は背もたれから背中離したらいけないらしいよ!」

「隣の人とおしゃべりするのもいけないらしいからね!」

「えっ!?わかった!」

という会話をしつつ本格的な舞台観劇となったのである。

わかったといいながら次女が私に話しかけてきた場面。

バジルのセリフ「時々結婚されたら困る」の時「時々結婚ってwwwwうける~」

女装してドリアンの周りでへんな芝居をする方々を見て「あれ!あれ女装よね?女装でしょ?ね?」

ラストのカーテンコールの時「あの人かっこいい!3番目の人!ほら!おかあさん!」

と次女は優馬くんをあまり見ていないことが判明。

幕間に長女が言う。

「やばかった!寝おちしそうだった!優馬君何言ってるか理解するのきつかった!」

そう1幕最後の頃の優馬くんの長台詞。あれ超難しい。

「あの画家さんはアムロの人でしょ?アムロ行きますっ!の人でしょ?」

もう大うけである。そうとしか思えないと譲らない。

ヒロキがジュニアだと知らなかったらしく驚いていた。

そして徳山さんの年齢をやたら気にするヤツwwww長女はそんなお年頃。

幕間の私たちはトリオ漫才である。

 

 

「メッセージ性のある舞台かなぁ?」と私が次女に聞いてみた。

「あるでしょ!薬漬けになる男の話だよ?」

と激論をかわしながら化粧の待ち時間を過ごしていたわけだが・・・観劇後メッセージ?

ん?なにかを私達に伝えたいのか?ん~~ってな感じの不思議な感覚で劇場をあとにした。

 

我が家の話だけでなくドリアンの話を。

冒頭のドリアンは私のイメージだと10代半ばぐらい。

なんにも知らない。真っ白。素直。そしてきっとまだ声変わりもしていない幼い少年。

だから優馬くんも声を高めにもってきてのお芝居。

いきなり最初から声は高いわきゃぴきゃぴだわでwwww

これは大変。発声ができてないだの芝居が棒だのと言われたのは冒頭のこのシーンのせいではなかろうか?

初回の優馬くんがなんとなく想像つくもの。照れもあったのでは?

まぁわからんけども~(笑)

 

最初の頃はドリアン坊ちゃまはバジルが大好きなのでしょうね。

顔を近づけ目を見つめ笑顔満開♪

この時の優馬くんの演技。アイコンタクトを取り一生懸命笑う演技。

前から感じていたけど優馬くんは「笑う」演技が苦手の様子。

演出家さんの「スマイル」の意味が理解できた。

それくらい1幕は「笑う」演技が多い。

 

バジルからハリーを紹介されてからのハリーとのお芝居。

ここもまだ純粋なドリアン坊ちゃま。

故に目をしっかり見つめて話をし、にこにこにこにこしながらきゃぴっ(*´∀`)♪としなければならない。

だからアイコンタクトをしっかりとして笑顔の為に口角をあげて。

とにかく一生懸命きゃぴきゃぴ感を出していた。

 

私たちは知っている(  ̄▽ ̄)優馬くんがそのままでいたらきゃぴきゃぴした純粋な少年なのであることを。

だから演じないで普通にしてたらいいのである。

「うふふっ(*´∀`)♪」ってしてたらいいのである。

演じようとするから大変なんであって普段の姫っぷりをだしとけばいいのだ。

 

シビルと出会うシーン。

遠くの方で二人でのお芝居。

私の席からだと舞台のあっちの方で芝居されるとちょい辛い。

へたに近くで見れると贅沢を言いたくなる。

こっちで演ってくれないかな?阿片窟もこっちで演ってくれてもよくってよ♪

 

ピアノを弾いて愛を伝えるドリアン。もう坊ちゃまではなくなっている。

ドリアン様・・・ってイメージ。

ここの恋愛模様が少なくて。もっといちゃこらしてくれてもよかったのだが(  ̄▽ ̄)

弾き語りをしながら歌うシーン。

ほんとよかった!めっちゃよかった!

低く太いしっかりした声。歌は流れるようにゆっくりと。

 

そしてハリーに「好きな子ができたんだ♪」と報告するドリアン。

シビルといるとドリアン様なくせにハリーといるとドリアンくんに戻ってしまう。

きゃぴきゃぴしてしまうドリアンくん。非常に可愛い♪

二人できゃぴっきゃぴっ♪しながら舞台袖に捌けていく。

まあ!可愛いったらありゃしない(^o^)v

でもここまででドリアンくんの心の底からの笑顔のシーンは終わり。

 

続く。。。