八神くんとこよみちゃんの恋愛模様がゆったりまったり進化している件(笑)
今読み返しているのが
『この子のななつのお祝いに』
一度読んでいるはずなのに…
映画が公開されたあとはなんとも脳内で妄想しやすくてたまらんっ!
このお話は藍ちゃんの卒業旅行。
メンバーはいつものオカ研部員。
泉水ちゃんのボロっちいクラウンで温泉旅館に
向かいます。
旅館へと向かう途中猛吹雪に見舞われ車で動くのが無理になってしまいます。
『僕がソフトクリームの食べ比べなんてしちゃったからだよね、ごめんね。』
『私が頼んだパスタセットが遅かったせいですよね、ごめんなさい。』
『僕がトイレに行きたいとか言い出してサービスエリアにおりたからですよね、すいません。』
さて!森司くんの台詞はどれでしょう?(笑)
予約しておいた旅館に行くことが難しくなってしまったオカ研メンバーは道中声をかけてもらった老人の案内で近場の旅館に泊めてもらうことになります。
しかぁし!
その旅館に行くにはなんと吊り橋を渡らねばならないのであります!
皆さんご存知でしょうか?
森司くん、高所恐怖症なんです(笑)
霊はこわいわ、高いところはこわいわ…
なさけなっ!
八神くんなさけなっ!
吊り橋を渡れない八神くん。
藍ちゃんの指示によって
右手は藍ちゃん。
左手はこよみちゃんに(笑)
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『な、灘。平気か』
『わたしは大丈夫です』
『そうか、強いな』
……おれは何を言っているんだろうか。
みじめさに打ちのめされながらもペンギンのように歩き続けた。
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八神くん(/--)/
突然泊めてもらうことになったため部屋はひとつだけ。
仕方ないから襖をはさんだだけの隣の部屋に念のため衝立を間にはさんで、男子と女子に別れて休むことに。
疲れてヘトヘトな若者たち。
爆睡である。
あさ~♪
しっかり着込んだ浴衣はかろうじて紐一本でひっかかっている現状である。
あらっ?やだわっ!すーちゃんいないでしょうね?
目が覚めてきた八神くん。
襖の向こうにいるはずの想い人を…。
*****
そういえば、あの襖の向こうには…。
ごくりと彼はつばを飲み込んだ。
『なにしてんの?八神くん。』
『いえっ!』
『早起きだね。』
『浴衣がこの有り様で…。』
『なんだそうか!こわい顔してたから襖を透視しようとしてるのかと思った。』
『しー!部長、声大きいです!』
『否定しないんだね。』
『八神!うるせぇ!
朝っぱらからなんだおまえ。どうせそこの襖が透けたらどうとか、風呂の残り湯がどうとか考えてたんだろ?さすが若いヤツは元気だな。朝だけに。』
『だから!声大きいですって!』
『やっぱり否定しないんだね。』
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八神くんったらす・け・べ(笑)