にんじん2回目観劇記録。お嬢と行ったらお嬢号泣の巻。

さて、お金と時間と体力をかけた帰省から無事生還しまして。

大量の洗濯物と降るんだか降らないんだかはっきりしないお空さまと格闘し。

なんだか疲れたなぁ…となる暇もなくお嬢が夏休みに入り…。

昔から女子特有の団体行動が苦手なお嬢。
浴衣来て花火大会とか、仲良し組で海外旅行とか1回は付き合うけどすぐに限界を知り2度と行っていない(笑)

そんな娘、自然と母との自由の行動が多くなる。

自由な行動と言うのは当日の気分次第と言うことである。


私が今回のにんじんでこれはいいぞ!と思ったのが当日券があること。

商業的にはよろしくないかもしれないが、うちのお嬢みたいなヤツにはもってこいなのである。

新橋演舞場は以前中村獅童早乙女太一と濱ちゃんの舞台に行ったことがありまして、
その時に当日券いいなぁ~と思ったのですよ。

その時は情報局名義で席を確保。
しかし8500円ぐらいだしたのに2階のいまいちのお席。
あれ?安い3階の席のがよくね?
と一人脳内会話をした記憶。

だからどうしても観たい舞台じゃなければ当日券で席を指定して買った方がいいのでは?
と思ったのです。

今回それを実現!
人間なんでも経験ね♪

で、当日券売り場に。
3階の一番前。
やっり~♪なんて言いながら席に着く。
うんっ!手すり邪魔!なんだこれ?
開演前スタッフの方が背もたれに背中をつけて見ろと説明にくる!
見えないじゃん!
背もたれに背中つけたら見えないじゃん!
手すり邪魔じゃん!
仕方ない。
かばんを背中に置きどうにか迷惑にならない程度に背中に隙間をつくる。

また学ぶ。
新橋演舞場3階1列めは手すり邪魔。
買うなら2列め。

人間なんでも経験ね!(2回目)

で、もうひとつ書き残すことが!
素敵に歳をとりたいということ。
品のある常識のあるおばばに私はなりたい。違う!なりたいじゃない、なるっ!

幕間お昼を食べ終え席に戻ると私達の席になぜか人がいる。ふたり。
年齢…70代ぐらい?
うちの母ぐらい?

お嬢がイラッとしながら声をかける。
『すいません!そこ!』
『あらぁ…』
ってな具合に謝りもしない。
その後なぜか私達の後ろの席に移動。
そこ…?

数分後スタッフさんがくる。
『すいません。お席の移動は困ります。』的な。

そう。なんとそのお二人幕間に勝手に席移動をしようとしていたのである。

スタッフさんに誘導されお一人が捨て台詞を吐く。
『席空いてるんだから別にいいでしょ?』
はぁ?値段違うし!!
あなたたち3000円の席。
そこ5500円。

周りの方々私達も含め言葉にしないけど冷たい視線だけは送っといた。

スタッフさんすぐ来たけど誰か言いに行ったのだろうか?

実はそのお二人、舞台が始まるとすぐにおしゃべりしていたのではないかと思う。
あのふたりの席の辺りからウザい会話が聞こえたのである。

決意表明:常識あるおばばに私はなる!あんなおばばにはならない!


と、記録に残したのでゆーまさんの話。

イキイキとしていた!
ゆーまくんメチャクチャ楽しそうだった!

なにあれ?

わかりやすすぎる!

連日大変だなぁと心配していたけどあの様子じゃ毎回公演ごとにいろいろ自分なりに変えて自分なりに勉強してる?
学びの場にしてる?

演出家さんもいつもいるわけではないみたいなので
大筋だけ変えなければ大丈夫だと思う(笑)
一人で変えて楽しんでる?

食卓にて食事のシーン。
お祈りをしてからいただきます♪となるのですが…
お祈りが終わるか終わらないかで食べようとします。
17歳男子常に腹ペコです。

スープもスプーンでなんかせこせこ飲んでられません。
ガツガツ行きます。

お腹がすいてる時はそれなりに。

イラついているときはかた肘つけてお行儀悪く。

ちゃんと演じております。

一番感動した演技がにんじんに指輪泥棒の濡れ衣をきせるシーン。
最初のうちは
『にんじんお前トロいからだぜ!』
みたいな感じの顔してます。

だけど…だけどもですよ!

ママの怒りが激しくなってしまうわけです。
最初はニマニマしてたのに段々『やっべ!』
みたいな表情になっていくのですよ。

そしてそのあとちょっと嫉妬が混じったような?表情に変わっていきました。

双眼鏡万歳ですよ!
よくできてたぁヽ(*´▽)ノ♪

結婚式。
フェリちゃんはおめかしして舞台の右端っこにいます。
ちょっと一歩下がったところから騒ぐやつらの様子を伺っています。
段々と酔いもまわったのでしょうか?
ハイテンションになっていきます。

おっきな口開けて万歳しながら騒ぎに混じります。

なんとここで私もついに目撃しましたよ!
そうっ!
フリフリのスカートでクルクルまわる女子の横で寝っころがってスカート覗いとります!
バッチリ覗いとります!
職権乱用です。
まぁ堂々とあのお方は。

結婚式の終わりの頃まるく輪になってフォークダンスのように踊るシーン。
フェリちゃんの足元だけおかしい。
右足左足の動きがおかしい(笑)
酔っぱらい(笑)
3階からの眺めならではでありました。

ちょっと時間が前後しちゃいますが、にんじんが家出をしてルピックさんが迎えに行くシーン。
真剣な話をしながら家に戻る途中…

キャハハ♪キャハハ♪と女子とふたり突然舞台に
出てきます。
舞台袖でこのふたりはどんなテンションで待機しているのでしょう(笑)

おなごのホッペをつかみ(ん?顎か?記憶曖昧(笑))
《ん~チュッ(^з^)-☆》
ってします。
口と口の間20センチぐらいでしょうかねぇ(¬_¬)
次回もっと詳しく確認してきます( ・`д・´)

この女の子がどんな子かが衣装と化粧によってわかります。

ロカビリーを踊っているかのような派手めのワンピースにハイヒール。
髪はロン毛巻き巻き。
真っ赤な口紅。

きっと一晩だけの付き合い。
遊びな関係なのでしょう。

その子が『パリへ行きましょう!』
と誘います。
首に巻かれてた腕を振り払い『パリ?!』
おめめキラキラさせてます。

その子から手紙が届きます。
ここでママの溺愛度がわかるお芝居。
『誰からの手紙?女の字じゃない?』

誰もいない食卓。
忘れられた指輪。

手紙を読むフェリックス。
食卓に仰向けに寝転びかた膝立てて手紙を読みます。
『一緒にパリに行きましょうよ♪』
と例のおなごから。
『はぁ?お前となんか行かねーよ!ばっかじゃねー?』
と成海のように吐き捨てます。

そして指輪を見つけるのです。

ほんとよくできてたぁヽ(*´▽)ノ♪

大御所座長さんがいらっしゃる2番手。
いい勉強の機会を頂いて。

最後の挨拶も一人でさせて頂いて。

拍手もたくさん頂いて。

成長の過程を見せて頂いて。

まだ23歳なのです!
ほんと楽しみ♪ヽ(´▽`)/



追伸:お嬢一幕号泣!
にんじんに感情移入しすぎたらしい。

私はダメ。
ルピックさんやルピックさんの奥さんの気持ちになってしまう。
でもラスト、にんじんが前を向いて一人で歌い上げるシーンは泣けた。

フェリックスの気持ち…ママになんだかんだと構ってもらうにんじんに嫉妬するのはわからなくもないかなぁ。