ストゥーパなる舞台。西本智実さんとは?

私が応援している年男男子。
本厄男子なる中山さんが不思議な舞台に出演します。
題目『ストゥーパ卒塔婆がなんちゃらかんちゃら』
オペラと芝居の融合?
世界的指揮者さんがおつくりになられる舞台?
わけわかめ(笑)
世界的指揮者って何?
オペラって何?
1日しか公演がないって何?
となった数ヵ月前のこと。

優馬くんが絡むとやたら勉強家になるわたくし。
調べます!
西本智実さんなるお方は私よりちょっとだけお若い。
どうやら中性的な魅力を持ったお方らしい。
指揮者…今まで指揮者について調べたことがない。
指揮者さんがなぜ舞台をつくるのだろう?
オペラ?オペラってなんだろう?
なんとなくのイメージしか湧いてこない。
なんとも庶民的な脳ミソである(笑)

題目『ストゥーパ~新卒塔婆小町』
これが正式な題目かな。
西本智実さんが率いるイルミナートフィルハーモニーオーケストラ。
これに俳優部3人で構成されるのだろうか?

演劇・合唱・舞踏・オーケストラの組み合わせ。
イノベーションオペラというらしい。

優馬くんが新しい事にチャレンジしてくれると私の知識も増えるのでありがたいことである。

去年の10/1に富山で開催された一回きりの公演。
それにまず驚いた。
でもどうやらゆくゆくは世界公演を目標にしているとか。
それがしっかりと計算されている。

まず『舞踏』
3月から動き出している。
能の家元さんのところにイルミナートの振付け師である方(玄さん、女性)と西本さんがお邪魔している様子がテレビ番組で放送された。
玄さんは今回はダンサーだそうだ。
小町の化身となって舞う…と。

よくわかっていない私(笑)

この舞いが能の方ではなくて洋楽の基礎を持った方が踊ることに西本さんの狙いがあるようだ。
日本舞踊だと日本でしか公演ができない。
海外公演をめざしているので日本舞踊でなく西洋の舞踊?なのだろうか?

私もわけわかめだが玄さんもとても戸惑っているようである。
玄さん『形ではない。観念的なところをしっかりと触れていきたい』
うぉーー!庶民にはわからんーー!

次に『オーケストラ』
こちらは4月の映像。
リハではないのにオーケストラの面々が楽器を持って集まっている。
どうやら目的は演奏する楽器のアイデアを出し合うためらしい。
“洋楽器で和楽器の音を出したいんじゃー!アイデア出してくれー!!”
と。
フルートで尺八のような音を出す。
足音に到っては大太鼓に板をあてトンカチで叩いてみたりしている(笑)

きっと世界公演を視野に入れているからでしょう?
洋楽器で和楽器の音を出すことに意味があるのでしょう?

どうやら西本さんはみんなでひとつの物をつくりあげていく…それがモットーな感じ。

まだまだ音へのチャレンジは続く。
チェロで琵琶の音とお琴の音をだす。
ダーツの羽を利用して手づくりでピックのようなものを作ってきたチェロ担当の方。
作り方をちょっと変えて琵琶と琴に音を分けるらしい。

鳥の声色。
虫の鳴き声。
町の雑踏。
録音は一切使わずに、かつ楽器の普段の音は使わずに演奏したいらしい。
これもいつか世界公演を視野に入れてのこと。

なんだかとても不思議な世界だ。
そして面白そうな世界だ。

でもってオーケストラの方々の楽しそうなお顔が素敵なのである。

で、次は演劇部門。