地球防衛軍苦情処理係東京千秋楽観劇その⑥
なんか進まないなぁと思ったらあまり楽しい場面がないからだとメモを見て思う。
しかし完結させないことにはよろしくないことだけはわかる。
肉じゃがを作った云々なので場所はひなちゃんのお部屋なのでありましょう。
深町くんは恋人と一緒にいるのに辛そうな表情。
『ひなちゃん!仲間に“地球は住むには適さない”とウソの報告をしてくれたらボク達は一緒にいられないか?』
『そうしたら私はまた別の星を探しにいかなければならないのよ』
『ボクはどうしたらいいんだ!?ボクは宇宙平和維持軍の兵士なんだよ?』
『深町さんはそんなに責任を感じなくていいのよ。』
となにやら怪しい雰囲気。
なんだかどこかの国のなんたら政治家のような事に話は進んでいくのですよ!
もう!鴻上さん素晴らしい!拍手!
それもんですよ。
ようするに深町くんは単なる将棋の駒のように上の人間?宇宙人?に使われていたのです。
偉いヤツラがなんたらエネルギーを撒き散らしてそれがうまくいかなくてそのなんたらエネルギーによって怪獣が生まれたと。
そんなことを知らない下っ端の人間?宇宙人?である深町くんクラスの輩は自らが生み出した怪獣と命をかけて戦っているわけです。
こうして書いていると鴻上さんが第二次世界対戦の時に特攻隊に所属されていた方に取材をした本を思いだします。あれ素敵な本だった。
上の人間って本当によろしくないわ!
下っ端もちゃんと生きてるってことを知っていてほしいし。
将棋の駒のように扱わないでほしいものだ!
深町くんは叫ぶ
『ウソだ!自分達の失敗の責任をとるためにボク達は戦っているのか?兵士まで騙していたのか?
本当ならこの戦いのどこに正義があるんだ…。』
※このセリフの強弱のつけかたが本当に上手だった!怒りから入ったセリフは終わるにつれて悲しみに変化していった。凄く上手だった!成長してた!なんなら舞台公演中に成長してた!
一方ひなちゃんは…
『私は深町さんにウソは言わない!私と一緒に戦って!』
↓
↓
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客席(笑)
※なんとひなちゃん宇宙人の姿に戻ります。
深町くんのいや!優馬くんのこんな真剣なセリフと演技の後に想像もしてなかった宇宙人の姿になるとは!
鴻上さん、ただ者ではない。
場面は変わり深町くん…いや!チルラ?はゾーンチーフに尋ねます。
我々は自分達の失敗の責任をとるために戦っているのか?と。
ゾーンチーフの答えはまぁなんたら国のなんとかって偉いヤツラと同じです。
『アートン星人の言うことを信じるのか?あいつらはウソつきだ!ミスではない!我々は怪獣を作りだしたのではない。怪獣が生まれるきっかけを作っただけだ!あのアートン星人を早めに殺せ!殺さないとハイパーマンは憎まれ攻撃されハイパーマン、お前が殺されることになるんだぞ!もしもハイパーマンが死んだらこの地球は宇宙平和維持軍とアートン星人の戦いの場になるんだぞ!』
もうなんなんだか(`Δ´)
ゾーンチーフやなやつじゃんか(`Δ´)
ハイパーマンいや!深町くんはもうしっちゃかめっちゃかである。