み~さんクロスハートのライブバージョン行ってきたってよ!

家族がいつも不思議がる(笑)

うちのおかんはどうやってオタクの友達を作っているのか不思議らしい。

そりゃあそうだ!

私がネット上で優馬くんの事を何年も語っているとは思うまい。

いつの間にかママ友よりもユマ友の方がラインをしている回数が多いとは思うまい。

趣味が同じって素晴らしい!

そんな日々。

昨夜9時過ぎユマ友さんからチケットがあるけど…とお誘いがきた。

ここまでの経過を後の老後の楽しみ為に書いておきましょうかね。

クロスハートライブバージョンがあると発表があった時は眼中になかった。

全編見れないなんてもったいない。

7500円払うなら9500円出して公演時間の長い本公演見るわ!と損得勘定が主婦(笑)

でもね!時間が経つうちにEXシアターなる会場が気になって(笑)

なんかブルーシアターよりはいい感じがする。

まだ行った事のない会場に気持ちが揺れる。

そんなこんなしてるうちに『北斗』が発表され優馬くんが痩せて短髪になったのである。

痩せて短髪…。

見たいっ!
痩せてる時は見たことあるけど短髪が見たいっ!

ゲネプロの動画が流れ始め衣装が髪型がと一気にネタバレが届く。

もうこの辺で我慢をやめていた(笑)


ライブバージョンは金曜夜、
土曜が昼・夜。
日曜も昼・夜。

金曜…駄目だ!
土曜…予定がorz!
日曜…ニヤリ!

もう決まった!
当日券があると知った時点で私の心は決まっていた。

土曜日出先から電話をすればいいこと。

10時:話し中。

12時:キャンセル待ちと言われならば諦めますと電話を切る。

17時:もう一度電話をしてみる。
やはりキャンセル待ち。
キャンセル待ちがいまいちわからないので聞いてみる。
ようするに当日券のキャンセルがあったら順番で声かけるからその時は会場まで来いよ!
必ずしも入れるとは言えないからな!
ってな感じだった。

名前と携帯番号を伝える。
18番と19番。
うんっ!行かないな。
私一人なら行くけどお嬢は行かないな。

でちゃっちゃと諦める。

そんな時にお誘いをうける。
キャーヽ(*´▽)ノ♪
半分寝てる旦那に許可をもらい
お嬢に許可をもらい
いざ出陣!

で今ギロッポンモスバーガーでこれ書いてます。



このあと10分後大勢のユーマストさんに紹介されテンパって血圧あがった話も書いておきます?

あと4日で二十歳になる優馬くんの話を今更記録として残してみた。

過去のラジオを聞いています。

優馬さんも遊んでるわけじゃないんですから。
こちとら待つことしかできません。
どうせ待つなら彼の笑い声を聞きながら幸せな気持ちで待ちたいじゃないですか?

イライライライラしながら待つんじゃ勿体ない。

今回聞いたのがレコメン。
実はレコメンは優馬さんを好きになる前によく聞いていました。
あの頃はひなとよこでやってました。
今みたいにスマホで聞けるわけじゃないからラジオにイヤホンさして(笑)


あと4日で二十歳になるという日にゲストで登場。
ねっ。
つばさ先輩がね。
保護者のようにね。
仕方ないね。

しかし盛り沢山ですよ、この放送。
記録用に残そうかと。

☆Q:プレゼントしてもらうならロールキャベツor手作りマフラー?

優:ロールキャベツ!

即答でしたね。
まぁわかるよね!
優馬さん手作りマフラーとかもし貰ったとしても笑顔で『ありがとう♪』とか言ったくせにクローゼットに仕舞い込むイメージあるよね(笑)

私が勝手に作り上げたイメージだけども(笑)

食べ物は冷凍しておけるからね!と話す独身男たち。
冷凍したら気づかないうちに一年たってたりしてな(笑)とか話す独身男たち。

ここで優馬くん大爆笑\(^o^)/

楽しそう(*^^*)


☆大阪たろう?でひなのバックをつとめた話。
よく知らないけど…楽しかったんでしょうね♪

だって誰も聞いてないよ?
話を唐突にし始める優馬さん。
通常運転(笑)
言いたかったんだね!
ひなに伝えたかったんだね!

大丈夫!
君のその性格ユーマストはわかってる!


☆スーツの話。
翼は普段でもスーツを着ると。
まるちゃんは平日用もないのにスーツ着てオフィス街を歩いてみたことがあると。

優馬さん素で楽しんでおります。
だって『マジっすか!?』連発だもの。
まるちゃんのことかなり好きみたいです。
そしてスーツはうざくて着ないと話すひなちゃん。
優馬さんはひなちゃん派でしょうね。
だってユニクロやらH&MやらAZULやらが好きみたいですもの。

翼いわく
『行きはネクタイをして帰りはネクタイをはずす』
ってのもあるらしい。

ちょっと脳内で優馬さんで妄想……。
かっこよす♪
めっちゃかっこよす♪
ニマニマ♪


☆ズッコケ男道の話。
優馬くんが歌うズッコケを聞いた本家の二人の感想が嬉しい。

『ええ声やなぁ』
『話す声と違うな』

トラビスの振り付けに興味をもつ本家の二人。

充実してる?
と聞かれた優馬くん。
『はいっ!充実してます♪毎日練習してます♪』

ここで先輩方から嬉しいお言葉。
『10代の時にここまでなかなか経験できないよ』
『それだけのものを優馬は持ってるからね』
『それがすごいよな。素敵やな』
『優馬が頑張ってるからな』

嬉しいなぁ。
このあと話に出てくるけど…
関西と東京の仕事をしてる大変さを亮ちゃん見てて知ってる二人だから優馬くんのことも理解してくれてて。ほんとに嬉しい!


☆優馬くんは魚好きだって話。
しまあじを勧める優馬くん。
さばけるのか?と聞かれ上手ではないけどさばけますと答える優馬くん。
『男っぽいとこあるんやなぁ』
『しばらく会わないうちに知ってる優馬じゃなくなってる』
と親戚の兄ちゃん気分な関西の先輩たち。


生放送中にお年玉をねだる優馬くん。
サッカーの話になると静か~になる優馬くん。
CM中楽しそうに盛り上がる先輩達を一言もしゃべらずに笑って見てるであろうな優馬くん。

楽しくて楽しくて
何回も『マジっすか!』
って言っちゃう優馬くん。


まだまだ前半。
後半はエロい話がでてきてまたまた面白い!

南こうせつさんのコンサートに行って来たって話♪

旦那さまとコンサートに。
今回は、『南こうせつ氏』!
なんと20年ぶりのこうせつさん。

20年前はじいばあに娘達を預けて参加した思い出。
早くに結婚し、すぐに妊娠。即行つわりで入院した私。

なぁんにもできずにひたすら子育てしてた数年間。

そんな疲れきった生活の中旦那さまが気晴らしにとチケットを探してきてくれたのがこうせつさんのコンサート。

夜に子供達を預けるのも初めて。
出産してから旦那さまと二人で出掛けるのも初めて。
そんな思い出のこうせつさん。

そんな子供達も26歳と23歳。
土曜の夜に家に居ることも少なくなりました。

まぁコンサート関係は旦那さまの趣味にあわせます。
松山千春さだまさし
松田聖子ちゃんに、財津和夫さん。
どこに行ってもわたくし若造になります。
昨日もまあまあ若造です。

そして感じるのは私よりもちょっとだけお姉さま方のパワフルさ!

素晴らしいねっ!
元気ねっ!
かっこいいねっ!

最初コンサート開始前から聞こえてくる会話。
『こうせつの誕生日が昭和○年○月○日じゃん!××が、昭和○年○月○日だから学年だと△年違うわけよ!』

(°▽°)

オタクや!
まさしくオタクや!
私にはわかる!
そう!私達の後ろにいらしたお姉さま3人組。
パワフルだった!

こうせつさんのコンサートというと地味だと思うでしょ?

違うんだな!これが。

もちろん静かに聞く曲もあるけど、緩急ですよ。
誰かさん得意の緩急(笑)

片手挙げて決まりごとのような振り付けがあって♪
コール&レスポンスもあって♪

まぁ後ろのお三方完璧!

途中こうせつさんに向かって話かける。
『朝まで歌って~♪』

『いやいや!若い時はできたけどね(笑)』
みたいな。

『こうせつさん、カッコいい~♪』
とこの声はまた別な席からあがっていた。

これにはこうせつさん苦笑い。

ラストノリノリなお三方は立ち上がり飛びはね踊ってらしたヽ(*´▽)ノ♪

凄く!凄く!楽しいコンサートだった!

きっと濃いファンの方々が幸せそうに見えたからだと思う。

年齢を重ねて夫婦は仲良くしないといけないよ!と何度も話すこうせつさん。

後ろのお三方のご主人さまは土曜の夜いかがお過ごしかしら?

と笑いをこらえるのに必死な私。

いや~みんな元気でみんないいっ!




優馬君は今下地作成中だと私は思ってます。

そりゃあコンサートもしたいでしょう彼も。
CDだって出したいでしょう。

でも頑固者の彼は今は違うと思って…
ん~違うな。
思いこませているのかな。

待てますよ、私は。

この夏撮影した作品。
今頑張ってる作品。

そしてこれらの作品を通しての出会いでまた成長するであろう彼を…

応援し続けたいと強く思うし。
そんなパワーをくれる優馬君にはお礼返ししたいと思うし。



まとめるとコンサートでお見かけしたパワフルなお姉さまのように生きていきたい(笑)


あのお姉さま方にこうせつさんがいらっしゃるように
私には優馬君がいてくれてよかったって話。

八神くんはピッカピカの大学一年生の巻。

日舞台挨拶の日、私達は映画を見てからの舞台挨拶でした。

ってことは試写会を除くと初日も初日。
あまりネタバレがされていないってことですよ。

原作は読み込んだし、予告は飽きるほど見たけども。

冒頭がね…
自殺する女子生徒からのスタートでね。
せっかく『中山優馬』って出てるのに画面は太め女子の背中だったのがね…
なんともね…
残念だった。

で、記念すべき優馬さんが初めて映るぞーってシーンがね…
踏切でランドセル背負った少女(幽霊的な)を見ちゃって来た道を引き返す…
ってなシーンだったのだけれどね…
優馬さんったらね(笑)
おひげがね(笑)
なかなかに…あれで…あれだったのですよ(笑)

butterflyのPVの時になんか塗ってたじゃないですか?

なんであれ塗らなかった?
ってちょい残念に思ってたんですけどね…

八神くんは、めっちゃ普通の子なんですよ!
化粧なんかしちゃダメなんですよ!
あれ、優馬さんの役作りってことっすよね?
ねっ!?

一浪の末、無事大学生になった八神くん。
学食で一人ご飯なんてへっちゃらさ!
で、なんとこよみちゃん発見!
好きな子がどこの大学行ったのかぐらい把握しとけよ!な世界。

ここで初ゼリフだったような記憶。

最初にこよみちゃんを見つけた時の演技が少々オーバーで(笑)
わたくしちょいビビってしまいました。
バイ
これヤバくないか?と。。。
すまんね、優馬さん。
信用しとらんファンで(笑)

お盆抱えて女子にぶつからないように食器を片付けます。
この動きがまあまあよかったから
大丈夫!大丈夫!と心の中で拝んでおりました。
『すいませぇん~』
なかなかお上手でした。
で、わたくしひと安心したのであります。

『あっ…あの~‼』
と予告でも流れたあのシーン。
こよみちゃんに
『八神…先輩?』
と言われた後の表情(の演技!)
ここが好きでねぇ。
ほんわか…まったり…ふわふわ…(*´∀`)
いい表情ができるようになったなぁ…とニマニマ。

大学構内を並んで歩く二人。
ここは予告にもありましたね。
八神くんはこよみちゃんの横顔が美しい♪と鼻の下伸ばしてます。
あのぼけぼけ~っとした顔最高でしたよね?!

で、八神くん得意のタイムスリップタイム!
時は高校の卒業式。
告白するつもりが…
ぶちゃいく猫を自分のカバンから引きちぎって(笑)プレゼント。

『灘!あのさぁ!あの…えっと…これあげる!!』
『いらないよな…』
『じゃ…また…』

ほんとヘタレなヤツである。
これが八神森司である。

してタイムスリップタイム終了。
時は大学構内、
場所はサークルのチラシがたくさん貼ってある掲示板の前。
現代に戻ってきた八神くん。

こよみちゃんに近寄るシーン。
はいっ!
わたくしこれダメだった!
人それぞれでしょうけど、私はダメだった!
でもこれは監督の案っしょ?
ちょい遊んでみたんでしょ?
違うかしら?
まぁ笑いはおきていたけど。
優馬くんが自分で考えたとは思えないよなぁ。

『こっ…こょ…』
呼べるわけがない(笑)
『オカルト研究会?』
『なんでまたオカルトなの?』

ここは好きな言い回し。
好みの問題もあるだろうけど、私は好きです(*^^*)

で画面は誰もいない部室に
縦書きで『ホーンテッドキャンパス』
これよかった~♪
部室がなんとなくいい感じに暗めで。
でもテーブルの上は綺麗に片付いていて。
イスが綺麗に納まっていて。


優馬くんのナレーションに
縦書きの映画タイトルヽ(*´▽)ノ♪


ワクワクのはじまりです。
この時点で不安要素は無くなっていたのでした。

ホーンテッドキャンパスをなぜホンキャパと訳すのだろう?

さっ!
いよいよ映画の話!
まぁね!7回ぐらい見たんじゃなかろうか…と思っております。
はい、映画の半券?捨てるタイプです。

まさか公開初日に舞台挨拶なぞ行く行動に出るとは思いませんでしたけど(笑)

次女はのってこなかったので長女と行くことにしたんです。

前日準備をしていたら次女が
『私の分無いの?』
とか言い出しまして。
『私も行きたい!中山優馬見たい!』
とか言い出しまして。

ええ!長女も私も譲りません!
留守番決定な次女さま(笑)

そんなこんなで…
めっちゃ早く家を出ます。
長女と私はB型なので予定がある日は素晴らしく余裕を持った動きをします。

でも土曜の朝9時からの公開。
場所は丸ノ内。一時間かかる。
30分位前には劇場に入れと書かれていて…。

出演者さん達も大変ね…と思いました。
でも舞台横から入場してきた優馬くんは…
キラッキラッしてました。
七五三みたいなカッコしてました。

マイクを持って話出すと…
『ん?起きてる?』
と思わず突っ込みたくなる声でした(笑)


記憶を掘り起こしてみると
とにかくぱるるが細い!
可愛い!
これにつきる。

で、優馬君と並ぶとちっこい二人がこれまた可愛いんだ!

スタジオアリスの写真で見るちっこいカップルみたいなんだ(笑)

なんだろ?
オーラがいい感じの二人なんだこれが!

もちろん他の共演者の方も登壇してるし
なんならあの二人よりもマイクでたくさんしゃべってるんだけども…。

真ん中の二人がいい感じに気が抜けてて。
だからオーラが似てると感じたのかな?

だから大学生だけのイベントは楽しかっただろうなと思うのですよ。

なんかポワポワしてるの。
あの二人。

是非とも台湾には二人で行って宣伝しておいで!


映画の本編も二人のほのぼのシーンはかわゆくて。

ほんとかわゆくて。

セリフもまったりと聞こえるし。

とくに好きなのがコンビニに買い出しに行った帰りの二人。

二人でビニール袋ぶら下げて階段を登ってくるのです。
カメラは階段を登りきったところにあるから…
よく見るシチュエーションっすね!
80年代ドラマによく見るシチュエーションっすね!

準備してる時二人で何はなしてたのかな?
とか妄想するの楽しいですよね?
ねっ?


八神君は高校時代に脳内タイムスリップしてて(笑)
そんな八神君のタイムスリップを待つこよみちゃんはアイス食べてるし。
八神先輩の荷物軽くしてくれるって言うし。
きゃわゆいの塊だし。

そのあとのセリフ!
ここっ!
ここっす!

『灘のも軽くしてやるよ』
『灘のも軽くしてやるよ』
『灘のも軽くしてやるよ』

ヽ(*´▽)ノ♪

ヽ(*´▽)ノ♪

ヽ(*´▽)ノ♪

この原作を映像化すると面白いかもしれないのでお偉いさんに売り込みたいのである!

この子のななつのお祝いに…
読み終えまして!

昔話とかグリム童話とかってなかなかグロい話なんだな…としみじみ。

内容は小説を読んで頂くとして。

今回も八神くんとこよみちゃんの二人を脳内で映像化しながらお付き合い頂きたい(笑)

物語もクライマックスに入ります。

孤立した村は古くからの言い伝えをどうにかこうにか守ろうとするなんともかんとも古くさい村。

村の子供を生け贄にして神さまに捧げる的なまつりをしようとするのですが…

なんとこよみちゃんが生け贄候補にされそうになってしまいます。

危険を察した八神くんはこよみちゃんを守るため孤軍奮闘します。


*****
一方的に仲居がこよみの腕をつかんで勝手口へ引き込もうとしている。

『灘!』
『こっちだ来い!』
森司は腕を大きく降った。
『説明は後でいいか?』
『はい』
『ごめん!落ち着いたらぜんぶ話すから』
『いいんです』
彼について走りながらこよみも叫びかえした。
『信じてます、先輩』
Y字路にさしかかった。
森司はこよみの手をつかんだまま左へ駆けた。
*****

脳内映像できました?
手をつかんだまま…(照)
手をつかんだまま…(照)

*****
雑木林に突き当たった。

膝より高く雪が積もっている。
『灘ここ通るぞ』
雪に埋もれるようにして二人は足をとられながらじりじりと前のめりに進んだ。

『洞窟だ』
『入ろう』
『大丈夫だ!灘』
『入り口よりは………』

体ごと下へずるりと落ちる。
*****

ロケが大変そうである(笑)
雪だったり洞窟だったり(笑)
手をつないだり(照)
ずっこけたり(笑)

*****
『先輩、先輩』
『大丈夫ですか?先輩、見えますか?』
『あ…うん、見えるよ』

なぜかこよみはこちらを覗きこみピースサインを出していた。
森司の頬がへらっとゆるむ。
『うん、かわいい。……いま撮るよ、こよみちゃん』
途端にこよみが体を引いた。体をねじるように後ろを向く。
『先輩、あの違います』
『へっ?』
『転んで頭を打ったようなので…指が何本に見えるかと……』
はっと森司の意識が覚醒した。
『ご、ごめん』
なんだおれは。いまなにを言った。
こよみちゃんとデートをしている夢を見ていたような気がする。

『……おれ、どのくらい気絶してた?』
『1、2分くらいです』
『そっか』
こよみが妙に赤い顔をして
『先輩、旅行中だからですか?』
『え、なに?』
『旅の解放感で、サービス過多なんですか?』

なんのことやらさっぱりわからない。
しかしこよみはこっちを向いてくれないので、これはきっと自分が悪いのだろう。
とりあえずもう一度『ごめん』と言っておいた。
*****

いい画がとれそうだ。
私が大好きなニマニマできる映像がとれるに違いない。

洞窟を更に奥へと進む二人。
森司の携帯で足もとを照らしながら歩く。

*****
『灘。よかったらはぐれないようにつかまって』
勇気を出して手を差し出した。
しかしこよみがつかんできたのは、彼の手でなくコートの裾だった。
『失礼します』
『う、うん』
なぜだろう?
これはこれでなんとなく気恥ずかしい。
*****

う~(照)
可愛い!
とっても可愛い!
今時いるか?な二人が可愛い!

このまま進むかどうか悩む二人。
ほんの数秒悩み『行こう』森司は言った。

*****
『ここで引き返しても捕まるだけだ。行こう、灘。もしきみになにかあったら、おれが一生かけて責任とるから』
『一生、責任…』
こよみの頬が赤らんだように見えた。

『灘、ついてきてるか?』
『はい』
コートの裾をつかんでいる気配があった。
『おれ、ペース速くないか?もっとゆっくり行こうか?』
『へいきです』
*****

へへっ(#^.^#)
八神くん優しい。
カッコよす。

更に奥に進む二人。

*****
やがて幅30センチあるかないかの道にさしかかった。
森司はこよみに目で合図して岩壁に背をつけ蟹のように横歩きでじりじりと進み始めた。
片手でこよみを手招く。
こよみが体を寄せてきた。その肩を抱き足もとを靴底で探りながらなんとか通り抜けた。
*****

ここの映像いいよね!
幅30センチいいよね!
二人で蟹歩き…いいよね!

その後も物語は続き…。
森司は一人洞窟を引き返して御神体と呼ばれる石を谷底へ投げ捨てるというヘタレにはなかなかきついお役目を任されるのですが…。

この石がやっかいで怒り、悲しみ、困惑。
負の感情が心にしみこんで浸食してくるのだそうだ。
難しい演技になるであろう。
石を抱えての洞窟での一人芝居である。
虫がいるかもしれない中でのロケかもしれない。
是非ともチャレンジしてもらいたいっ!

*****
目の前に黒い影があった。
逆光でよく見えない…牛に似ている?
殺される、と思った。
その時背後の茂みからなにかが飛び出してきた。
森司と黒い影の間に割って入る。
立ちはだかる。
人だった。

ーーーこよみちゃん。

こよみは森司をかばうように両手を広げて黒い影を睨み付けていた。

広げた両腕が小刻みに震えていた。

その瞬間、彼は彼女への何度目かの恋に落ちていた。
両手を伸ばし背後からこよみを抱き抱えた。
彼女をきつく腕の中におさめる。
*****

脳内再生はバッチリだ!
完璧だ!
後はお偉いさんがお金を出してくれるかだ!
私が金持ちならよかったのだが…。
残念だ…。
せめてここで声をだしておこう。
どうでしょう?
いい映像がとれると思いますぜ!

八神くんは子だくさんの巻(笑)

思春期な若者は好きな女の子と共に無事に朝を迎えたようです。

そして都合のいいことに雷が落ち吊り橋が崩れ宿にいた面々は孤立状態になってしまいます。

小説って凄いわ。
作家先生って楽しいかもしれないわ。

孤立してしまった温泉宿。
ここぞとばかりに事件がおきます。
事件は小説を読んで頂くとして…。

私がお知らせしないとならないのは
八神くんとこよみちゃん♪


*****
酒の席から抜け出しお猪口片手に一人雪見酒と洒落こむ八神くん。
『八神先輩』
『ああ、灘』
『座っていいですか?』
『え、うん、もちろん』
『星がきれいですね』
『だな』
*****


映画公開のおかげで脳内で優馬くんとぱるるに変換できる。
楽しい!

ちなみに小説ではこの時の森司の様子を文章で表してくれます。
読者は想像します。
役者は観客が理解できるように演じなければならないから大変だと思うんです。


例えばこの場面。
→『八神先輩』背後で細い声がした。ぐるんと首が回転しそうな勢いで振り返る。だが声だけは平静を装う。
ひとりでに森司の耳が赤くなり頬が火照り心臓が音をたてて高鳴りだす。だがなるべく意志の力で押し隠す。


この数行の描写を数秒で表現するのだから役者さんは大変だと思う!

そして話は進みます。
こよみちゃんったら何気なく想いを伝えたりしちゃいます。
でもねぇ…ヘタレで鈍感でかつすけべな八神くんは気づかないんだなぁ(笑)


*****
『あの、昨日はありがとう』
『え?』
『えっと、その、吊り橋で手を引いてもらっちゃって』
『こちらこそありがとうございました』
『へ、なにが?』
『なんというか、あの…思いがけず役得というか、神さまにお礼というか、すみません。わたし、何を言ってるんでしょう、気にしないで下さい』
『そ、そうか』
森司はおとなしくひっこんだ。
こよみの言うことは相変わらずよくわからない。
その不可解なところがまた魅力的だ。
とはいえわかりやすい時もそれはそれで可愛らしくていい。
要するに灘こよみであればなんでもいい。
*****


八神くん。。。


して…缶詰めになってから三日が過ぎたらしい。
みんながイライラし始めた頃。
呑気なのはオカ研メンバーだけのようだ。


*****
畳に広げられているのは人生ゲームである。
『八神くん、また出産したの?ちょっと子供産みすぎじゃない』
『いや、俺が産んでいるわけでは』
『わたし、馬を三頭も買ってしまいました』

彼らはこの軟禁状態を楽しんでいた。

前の晩森司はこよみと共に板前から大根のかつら剥きや飾り切りを習い、剥いた皮を彼女と競いあってほのぼのと遊んだ。

『次、誰の番だっけ?』
『あ、おれか。また子供できたらすみません』

その台詞が予言のように森司に五人目の子ができた。
祝い金泥棒!計画出産しろ!
などと野次をうけながら祝いの金を集めた。
*****

八神くん、私は君が好きだよ(笑)