ゲルニカパンフを読んで考えた!
私の観劇前にお友達がゲルニカパンフを送ってくれまして。
観劇前に流し読み。
ちょっとだけ調べてみましたよ。
まずは優馬くんファンとしてはドイツから。
彼はほらっ!彼ドイツのスパイだから。
調べているうちに第二次世界大戦がでてきたし。
更に調べているうちにナチスやらヒトラーやら。
そしてもっと過去に遡り第一次世界大戦。
予想以上にコトが大きい。
1914―1918 第一次世界大戦
スペイン風邪が流行して戦争が終わりになってきたらしいです。
スペイン風邪ですよ!スペイン風邪。
100年前コロナ的な流行のスペイン風邪。
そして
1936/7/18 …クーデター発生のためサラの婚礼中止。婚約者テオは戦争に。
1936/10/1…イグナシオとサラが出会う。イグナシオ、テオの形見をサラに渡す。
1936/10/7…イグナシオ、マリアのもとを訪ねる。
1936/4/26…ゲルニカ爆撃される。
サラは妊娠7ヶ月になって登場。
計算しました?
しましたよ。
出会ってまもなく運命感じてしまった若い二人は…みたいです。計算上は。
このシーンね、
もうちょっとなにかしらのやりとりが舞台上であるかと予想してました。
栗山さんどう演出するんだろう?と妄想してました。
結果…
美しいキスシーンは見せてくれましたわ。
くっついてるか、くっついてないか、微妙な感じで(笑)
宝塚なら口もとの横に手を添えていかにもしてるように観客に見せますが…
若い二人は直立不動でした。
あれは…かえって…筋肉痛になりそうで(笑)
そしてパンフでのキャストの方々のコメント。一般人の気持ちに寄り添ったコメントを残してくださったのはキムラ緑子さん。
大事なことはみな緑子さんが教えてくれた( ・`д・´)
例えば…
『この脚本の中にもとても官能的な要素がちりばめられています。』
と言ってくれています。
これ本当です。
私が一番脳裏に残っているのがサラがイグナシオと結ばれた時を現しているセリフ。
モカちゃんにそれ言わせる?!
って思いましたわ。
『今の私たちは戦争と戦争の間の幸せな時間をたまたま生きているだけなのかもしれないと思います。』
『誰も誰かを攻撃したいとは思っていないけど、今の生活を守りたいとか、より幸せになりたいとかは、誰もが思っている。』
『今回のゲルニカは…みんな一丸となって“知る、考える、伝える”という作業をしているんだなと、思います。』
『それは次世代のためだけではなく自分たち自身のためでもある。』
『舞台はやる側だけではなく、観る側にも力がいるものなんです。』
本当にどう伝えたらいいか…私みたいな庶民でも悩んでいます。
そして舞台観劇後にいろんなことを考えています。
ドイツはこの空爆が成功したので、第二次世界大戦で広島、長崎に原爆を投下したのでは?とも書いてありました。
ここまできて日本に私達庶民に関わってくることになります。
今回観たたくさんの衝撃的なシーン。
今思い出しても身震いします。
戦争がないこと。
平和なこと。
平凡なこと。
毎日同じことの繰り返しな日々。
これがいかに幸せなことか。
贅沢なことか。
それを“知り、考え、伝える”ことが大切なのかなと思います。
自分の為に考えています。そして伝えたいなと感じています。
もう少し時間がたつとまた違う感覚が生まれるのかもとも思います。
まずは配信。
みんなで見て考えてみることができたらいいなと思います。