ストゥーパって?僧侶の役?佐久間良子さんと共演が嬉し楽し♪

最初この舞台出演を聞いた時の私の心の内。
『おやまぁ♪また不思議なお仕事を(笑)』
海老蔵氏のエビカイあたりから不思議な仕事が続く。
それは“悔しい“とか“なんだかなー”
ではなくて
“あらやだ!おもろい!”
となっている。あくまで私はの話。

しかし、この気持ちは私がこの年齢だからであって歌って踊って王子さま衣装を着てキラキラ~やっぱジャニーズ!ってお姿が見たい方には残念な仕事なのでしょうか…。
大丈夫でしょうか?
少々心配になります。

でもなー凄く面白いと思うのですよ♪

まず驚いたのが佐久間良子さんと共演すること。
大御所さんですよ!
大竹しのぶさんも大御所さんだったけれども。
しのぶさんとは36歳差の兄妹…
佐久間さんとは50歳の歳の差を越えた悲愛?

海老蔵氏、しのぶさん、次は佐久間さん!
楽しみ!嬉しい!

そんな佐久間さん。
最初よく存じあげなくて…
この方?と思ったら司葉子さんだったのはここだけの話。失礼な話。でも覚えた!佐久間良子さんのお顔覚えた!

去年も小野小町役をやられてる。
僧侶と従僧は今年は代わっているので引き続き演じるのは佐久間さんだけ。
ちなみに今回のストゥーパ~新卒塔婆小町~12月にも決まったようなのですが…
優馬くんはどうですかね?

去年は10月の公演に向けてそれもたった1回きりの公演に向けて7月に指揮者西本さんと京都のお寺に行っています。
そのお寺で小野小町の事をお勉強。
テレビで紹介されていたものがこちらの二つ。

①玉章地蔵尊
…高さ3メートルほどの像。
面白いのはこの像の体内に納められているのは小町の元に届いたラブレターだと言われていること。
ラブレターって(笑)
どんだけ貰ったんだい?小町さん。

小野小町100歳の像(一般には未公開)
これがちっさくて…髪の毛なんてなくて…腰が曲がっていて…真っ黒。
自分で作ったと言われているそう。
老いはてたあわれな姿…。

小野小町という方は『老いる』ことに対して上手に向き合えなかったのかな?
誰でも嫌だけどねー。
認めなきゃダメだしねー。
難しいねー。

と、最近鏡を見るのが嫌な年齢のわたくし。

さて、今回の舞台。
あらすじ的なものを。

小野小町と若い僧侶の間に生まれる悲劇の恋。50歳の年齢差を越えたふたりの悲愛が幽玄の世界で繰り広げられる。』
ですって。

フムフム。
舞台上の小町さん。99歳。
『年老いてしまった今の我身がうらめしい。』との台詞。
フム。

優馬くん演じる若い僧侶。
高野山で修行をつみ都へ向かう途中』
フム。

卒塔婆小町を題材にしているらしい。
勿論卒塔婆小町についても調べましたよ。

高野山で修行を終えた僧侶と従僧。
都に向かって歩いていると老婆と出会う。

僧侶と従僧は衣装に大分差をつけた感じ。
ちなみに去年の衣装は松竹衣装さん。
ちょっといろいろ妄想できた(笑)
妄想話は内緒(笑)
楽しい!

さて、ストーリー♪
卒塔婆に腰かける年老いた老婆

説教をする僧侶

私は小町!と名乗りちょっと押し問答となる

逆に小町に説き伏せられる僧侶

《きっとここからオリジナルストーリー》

次第に幻(若い時の小町)を見るようになる僧侶

小町の知性に魅了されてしまう僧侶

恋い焦がれる優馬さんが楽しみですね!
クロスハートで『アルセーヌ愛してる』って台詞が下手過ぎてずっこけたのを思い出しますね!
成長しましたかね?
してますよね?
してなきゃ困るし。


優馬さんがこのお仕事と巡り合わなかったら東京文化会館の素晴らしさも知らなかったでしょう。

小野小町と深草少将のお話も知らなかったでしょう。

西本智実さんのことも。
イノベーションオペラも。

いつも優馬くんは私に新しい経験をさせてくれるなぁと感謝、感謝なのです。